Minecraft Mod解説 Embers Rekindled

こちらはPCゲーム「Minecraft」のMod「Embers Rekindled」の解説記事です。

Minecraft.1.12.2

Embers Rekindled.1.13-hotfix2での解説になります。

製作者(Owner)は「BordListian」。

ダウンロード(CurseForge)は「CurseForge Embers Rekindled」。







ドワーフの魔法のテーマとした魔術Mod。鉱石の倍化やアイテムの輸送などに加え、錬金術や金属の溶融、鋳造などの工業寄りの要素と魔術的なクラフト要素を追加するMod

鉱石、Mob、構造物の追加と共に、魔術的な加工機械の燃料として使用されるアイテムを、岩盤近くの地下で抽出する要素が追加されます。

魔術的な炎のエネルギー輸送や、鋳型を使った鋳造など、魔術と工業の複合の様なModですので、そういった雰囲気を好む人にオススメです。

ゲーム内ガイドを含め、殆どのアイテムが日本語化されていますので、英語が読めない人でも楽しむことが出来ます。

ここではEmbers Rekindledで追加される鉱石やModの簡単な紹介します。

追加される鉱石

銅鉱石(Copper Ore)

通常世界の地下に生成される鉱石、かまどで精錬する事で銅インゴットになる。他Modの銅と互換性がある。地表に近い比較的、浅い高さから生成されているので集めやすい。

錫鉱石(Tin Ore)

通常世界の地下に生成される鉱石、かまどで精錬する事で錫インゴットになる。他Modの錫と互換性がある。Embers Rekindled単体ではこれ単体での用途はツールのみで、溶鉱炉で溶かして、同じく溶鉱炉で溶かした銅と混ぜ合わせて青銅にして使う。

アルミニウム鉱石(Auminum Ore)

通常世界の地下に生成される鉱石、かまどで精錬する事でアルミニウムインゴットになる。他Modのアルミニウムと互換性がある。Embers Rekindled単体ではツール以外の用度は無い為、それほど重要ではない。

鉛鉱石(Lead Ore)

通常世界の地下深くに生成される鉱石、かまどで精錬する事で鉛インゴットになる。他Modの鉛と互換性がある。地表から少し深い層に生成され、採掘には鉄以上のつるはしが必要。Modの進行の為に序盤から必要になるので、早めに集めておくと良い。

銀鉱石(Silver Ore)

通常世界の地下深くに生成される鉱石、かまどで精錬する事で銀インゴットになる。他Modの銀と互換性がある。鉛と同じくらいの深さに生成され、鉛と同様に採掘には鉄以上のつるはしが必要。

ニッケル鉱石(Nickel Ore)

通常世界の地下に生成される鉱石、かまどで精錬する事でニッケルインゴットになる。他Modのニッケルと互換性がある。後半に使用するアイテムの素材となる。

水晶鉱石(Quartz Ore)

通常世界の地下に生成される鉱石、ツルハシで採掘する事でネザークォーツをドロップする。シルクタッチで採掘したものを精錬してもネザークォーツが手に入る。







追加される構造物とMob

通常世界に追加される構造物で、主に地下に生成される。山肌た渓谷などの高低差が激しい場所などに生成された場合は地表に一部が露出している事がある。内部にいにしえのゴーレムがスポーンする。

いにしえのゴーレム

構造物内に加え地下などの敵対的な生物がスポーンする空間にスポーンする敵対的なMob。倒す事で古風なレンガを4~11個、いにしえの動力核を1個ドロップする。この素材を用いてEmbers Rekindledのゲーム内ガイドである「」をクラフトする。
高いノックバック耐性に加え高い攻撃力を持つので、狭い場所で壁際などに追い詰められないように戦いたい。プレイヤーを追跡している間は、定期的に炎の弾を向いている方向に放つ。速度は早くは無いが重力などの影響を受けず真っすぐ飛び、当たってMobにダメージを与えて炎上させる。いにしえのゴーレムが死亡してから消滅するまでの、倒れるモーション中も射出するので、倒した後も完全に消滅するまでは気を抜かないようにすると良い。
プレイヤー以外のMobに対してはターゲットをしない為、攻撃が出来るペットに撃破させると楽に倒せるが、射出される炎の弾にペットが当たる時があるので、注意が必要。







序盤のチュートリアル

①素材を集める

地上で砂と粘土、地下は鉄鉱石、銅鉱石、鉛鉱石を集める。銅鉱石は比較的、地表に近い高さで生成されるが、鉛鉱石は地下深くに生成される。

➁集めた素材でクラフトする

日曜鍛冶のハンマー

鉛板

機械核

カミナイト混合物

カミナイトレンガ

熾火掘り

砂と粘土でカミナイト混合物をクラフトし、かまどでカミナイトレンガに精錬する。カミナイト混合物は他にも金属インゴットの鋳型などの素材としても使用する。採掘してきた鉄鉱石、銅鉱石、鉛鉱石もかまどで精錬しておく。カミナイトレンガと鉛などの素材から中間素材を経由して「熾火掘り」をクラフトする。

③地下で熾火結晶を抽出する

岩盤近く(y7以下)に熾火掘りを設置して燃料を投入し、熾火結晶を抽出する。熾火結晶はこのModで追加される様々な装置を稼働させる為の燃料となる。熾火掘りの燃料をかまどで使用するものと同じ。

熾火掘りを始めとした3 × 1 × 3のサイズの装置は内部インベントリに直接はアクセス出来ないので、アイテムパイプやホッパーなどを使用する必要があるが、それらを接続できる面が少ないので、このままでは搬出か搬入のどちらかしか行えない。なので熾火掘りの素材として使用した「機械核」を熾火掘りのアクセス面(中央上面)に設置する事で、機械核へ接続したアイテムパイプやホッパーと熾火掘りとのアクセスを確保する事が出来る。機械核でのアクセス面の拡張は他の多くの装置にも適用する事が出来る。

上のSSは燃料の搬入をホッパーで行い、熾火結晶の搬出をアイテムパイプを用いて行っている。

④熾火結晶を熾火(エネルギー)に変換

熾火賦活装置

熾火放出器

熾火受容器

アイテムパイプやホッパーで熾火賦活装置に熾火結晶や熾火結晶片を搬入すると、それらを消費して熾火を生成する。これを熾火放出器と熾火受容器を使用して他の装置に輸送する。熾火放出器を熾火賦活装置の上部のブロックに設置し、熾火受容器は熾火を受け取る装置の適切な位置に設置する。熾火を輸送するには、熾火放出器と熾火受容器をリンクさせる必要があるが、これには日曜鍛冶のハンマーを使用する。まず受容器側をスニーク状態で日曜鍛冶のハンマーで右クリックして、座標を登録する。次に放出器を右クリックするとリンクが完了する。リンクした座標は放出器側が記憶しているので、受容器を撤去して再設置しても同じ座標であればリンクは切れない。リンクが完了している放出器にレッドストーン信号を送る事で動作を開始する。

⑤金属の加工を始める

溶鉱炉

インゴットの型

金属板の型

打ち出し器と打ち出し台

カミナイト混合物から焼き前の型をクラフトし、それを精錬して金属の型にする。これを打ち出し器にセットする事で液体状の金属をインゴットなどに加工が出来るようになる。鉱石を溶鉱炉に溶かした場合、インゴット2個分の液体金属が出来るので、かまどで精錬するよりも多くなる。また金属板を加工する際にもインゴット1つ分の液体金属から作れるので作業台でのレシピの半分のコストで金属板がクラフト出来る。

上のSSは熾火賦活装置へアイテムパイプで熾火結晶を搬入し、熾火賦活装置の上部のブロックの左側と上側に設置した熾火放出器で溶鉱炉と打ち出し器へ熾火を送っている。溶鉱炉への熾火の供給はは下側のブロックへ行う。溶鉱炉で液体となった金属は上側のブロックから液体パイプで搬出し、打ち出し台へ搬入している。打ち出し台へ搬入された金属の量が必要量を満たした上で金属の型をセットした打ち出し器へ充分な熾火が供給されると、金属の加工が完了し、完成したアイテムは打ち出し台の上の空間にドロップされる。

ここから先はゲーム内ガイド「いにしえの写本」に沿って進めていく事になる。機械核の使い方や熾火の供給などのルールは熾火賦活装置や溶鉱炉などと同じなので、素材を集めながら進めて行くと良い。
















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